世界一の長寿国日本

日本人の平均寿命、女性８６・４４歳で世界一

　国民が長生きできる環境という意味では世界に誇れる結果なんでしょうね…大人になるまでに半分以上の子供たちが死んでしまっている国に生まれた人たちと比べると日本人として生まれてきたことは幸せに感じなくてはいけません、自分たちには少なくとも『生きる権利』が保障されているのですから…

　長生きできるというのは一方で国に負担をかけるということでもあります。社会保障費は毎年１兆ずつの増加の見込みで保険料収入と現行税率の消費税で賄いないのは周知の事実でこれでも消費税引き上げに反対する人たちの考えは個人的には理解できません。今のようにいろんなところの税金から社会保障費を回すのならば社会保障限定の目的税として消費税を引き上げるほうが納得できると思うのですけど…

ここからは個人的な話です。

タグ：長寿 社会保障

郵政民営化を考えてみる…その１

『郵政改革法案』が亀井郵政相の僅か４日での辞任という決着を生み出しました。

『郵政改革法案』について触れたいと思います。
現状での日本郵政は日本郵政の関連会社として事業ごとに４社に分かれています。



郵貯と簡保は民営化法の施行から１０年を目処に完全に民営化というのが当初の『郵政民営化』でした。今回の見直しでは『日本郵政』・『郵便局』・『日本郵便』を一原化し政府が３３％以上の株式を保有し『ゆうちょ銀行』と『かんぽ生命』を３３％以上の株式を保有する傘下企業とする形に変えることです。



　小泉首相が政治生命をかけたと言って過言でない郵政民営化のポイントは郵便局がそれまで行ってきた事業を大きく郵便業務・窓口業務・郵便貯金・簡易保険の四事業に細分化したことに大きな意義があるのだと思います。

細分化の大きなポイントは
（１）郵貯・簡保の民業圧迫の抑制
（２）国を経由して地方に無駄な公共事業に金が回る道をひとつ塞いだ。
（これにはもうひとつ道路特定財源という大きな道があるのですが…）
（３）独占事業である郵政事業に競合他社を参入させることでサービスを充実させる狙い
（４）各事業の経営見直しで収益性をアップさせることがの法人税収入に現実味を持たせること。

ざっと挙げるとこれくらい出てきます。

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タグ：小泉純一郎 亀井静香 郵政民営化

国民新党連立離脱…

この記事作成中に辞任の速報が入ってきました。一部食い違う部分あるかもしれません。

亀井大臣辞任表明 連立は維持（NHK)

亀井氏「裏切られた」＝閣僚辞任、菅政権に冷や水(時事通信)

　金融担当大臣としての立場で考えるのならば中小の金融機関の経営を圧迫しかねない『郵政民営化改正法案』をなぜ通そうとするのかと感じてしまいます。

菅内閣閣僚記者会見「亀井静香大臣」（You　Tube)

　社民党が連立離脱の際には「感情的になって連立を離脱しては…」と発言していたのに自分は離脱はしないまでも辞任するなんて、自分の我儘が通らないから辞めるとしか考えられない。また離脱しないで自分だけ辞任と言うのも中途半端な印象しか受けない。

　でも結局今回も選挙なんですよね、民主党は支持率が高い状態で選挙に挑みたい、国民新党は郵政票をガッチリ固めて選挙に挑みたい…どっちもどっちなんでしょうかね。

国民新党も去年負けたのでは？

タグ：国民新党 亀井静香 財政・郵政大臣

秋葉原無差別殺人から２年が経ち、歩行者天国再開へ

17人が死傷した秋葉原無差別殺傷事件から2年

　去年も同様の記事出しましたが…最近ではプライベートでもめっきり秋葉原へ行く機会がなくなってしまいましたが、この事件に関しては忘れられません。

秋葉原無差別殺人から１年（旧ブログ：ニュースのリンクは無効になってます。)

　今秋にも公判は結審する見込みですが、被害者の家族や事件に居合わせた方にとっては一生の癒えない傷として残る…おそらく相当重い判決が下りるであろうと思います、最後まで自分が起こした事件の重大さと自分の浅はかさを見つめ直して欲しいです。



　事件以来中止されていた歩行者天国が来月にも再開されるそうです。電気街にもだいぶ人が戻ってきつつあるそうで、混雑感の緩和のためにも再開が強く望まれているそうです。

ただ街として歓迎と言うわけでもないようです。
ホコ天再開へアキバ両論、電気街「集客期待」住民「治安懸念」（日経新聞）

　街が活気付くのは街の発展と言う意味では喜ばしい事ですが、そこに住んでいる住人に必ずしも受け入れられる訳じゃないのが難しいところです。

タグ：秋葉原 歩行者天国 無差別殺傷事件