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普天間問題で明らかになった官僚の力 [政治]

 今日は休日でのんびりと過ごしてました。GW中、仕事がけっこうハードだった事もありさすがに午前中はずっと寝てましたが…明日も休日できちんとした連休はけっこう久しぶりなんですよね…ここ数ヶ月休日も仕事をこなしていて休日をきちんと取っていなかったので今日明日は完全リフレッシュに充てる事にしました。でも独身だからこそこれだけ仕事に打ち込めるのだろうなぁと思っています。そういう意味では楽に生きているのかもしれません…

 今日はワールドカップの日本代表が発表されてました。自身サッカーに詳しくないので詳細に関しては触れないでおきます、ただこの後の記事に少し関連するのですが。


政府5月決着を断念(産経ニュース)

 旧ブログでも去年の衆院選以後はあまり鳩山政権に関して触れないでいたのですが…総理が信念なのか思いつきなのかは別として、辺野古沖移設に待ったをかけてから何だか予想通りと言ってしまえば予想通りの結末に納まりそうです、「決着」が「方針決定」に無理やり摩り替えられそうです。それ自体は政治の世界では良くあることなので大した事ではないのですが、アメリカ側がそれで納得するのですかね…沖縄県の基地負担の軽減、移設受け入れ先の住民の感情、米軍の東アジア地域の軍事マップ、国防戦略など自民党政権時に10年以上かけて協議を重ねて辺野古沖移設で納まった経緯を考えると総理の撤回発言があった時点でアメリカにしてみればそれだけで大きな不信感を感じたに違いないはず。日米首脳会談の「Trust Me」発言があってから半年、5月末で決着を明言したのも総理…それがやっぱできませんでしたでは(笑)

 あまり良い表現ではないですが『根回し』が特に政治の世界では大切なんだなとこの半年間ニュースや新聞を見ていて感じました。長年の自民党政権下で政治家を丸め込め、好き放題やってきて結果世界一の借金大国にしてしまった件は看過できません。ただ、官僚が機能しないとこの国は動かないというのが証明したのが昨年の政権交代だったと思っています。

 官僚天国であってはいけないのは当然なんですが、官僚も決して簡単ではない試験をくぐってきて、数少ないポストを狙って出世争いをしている頭の良い人たちです。そういう人たちを使いこなせるような頭の良い政治家がいったいどれだけいるのでしょうか?良い意味で官僚の力を最大に引き出せるリーダーとなりうる人間が政治家になるべきなのでしょう、どうも今の政権はパフォーマンスが優先してしまって官僚との綿密なコミュニケーションが決定的に欠けているのではないかと…殆どの政治家は彼らより頭は悪いのですから。
 前回の事業仕分けでスポーツ関連の予算が削減の対象になってました、それに対してメダリストが反論を展開してました。科学分野も同様なのですが、この手の分野は費用対効果で一概には結論付けられないので反論するのも分からなくはないのですが…そもそも各種のスポーツ協会が分かれている事自体が関連予算を十分に利用できていない一因だと言えます。
 ならばスポーツ庁のような組織に一元化できればという話になりますが…そうなると関連予算全体の削減に繋がる恐れがあり、そうなると小規模なスポーツの衰退、大規模スポーツにも予算の使われ方に厳しい目を向けられるのが必至だから二の足を踏んでいる状態なのでしょう。
 スポーツ関連事業を一元化することはスポーツ発展と予算の効率化の両面でメリットがあるはずなのですが、いわゆる縦割り構造がそれを阻んでいるのです、おそらく天下り先としての役割もあるのでしょう。スポーツだけでなく他の分野にもこういった弊害は数多くあるに違いないでしょう…そういった形から変えていかないと効率の良い予算の使われ方はできないだろうし予算全体の削減もできないのでしょう。
 

 今日はここまでとします、また明日お願いします。
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mwainfo

ご訪問、ナイス有難うございます。
by mwainfo (2010-05-11 23:24) 

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