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国の借金883兆円…どうする② [政治]

 一昨日の記事の続きです(国の借金883兆円…どうする①)、前回は歳入と歳出に関して長々と書きましたが、今日はマニフェストに関して話していきます。

まずは自分の身の回りのある『メタボなおじさん』の話をしてみます。

 このおじさん今は見る影もないのですが、若い時はけっこうイケ面で女性にもかなりもてていたのが自慢です。学生時代はテニスやサーフィンで体を動かしていたそうです、またお酒が大好きで大学生時代は毎晩のように合コンに繰り出していた時期もあるそうです。バブル期の象徴としてテレビに出てくる『ジュリアナ東京』にもよく通っていたそうです、まぁ当時のボディコンのギャル(完全に死語ですが今でも恥ずかしげもなく使っているのがなんか愛嬌を感じさせるのですが…)に相手にしてもらうほどお金は持っていなかったそうですが。

 社会人になってから…当時はバブル崩壊直後で本当にキツかったそうです、学生時代にロクに勉強しなかったので仕事についていくのがいっぱいいっぱいで、毎日のように残業でストレスも半端なく酒に依存していた時期もあったそうです。スポーツもテニスやサーフィンからゴルフに変化し運動量は急激に落ちました、代謝も年齢を重ね徐々が遅くなるのですがまだ若いという意識からそういった事実は見えてなかったそうです。こうして少しずつ体内には脂肪がつ蓄積されていきます、しかし悲劇が起こるのはまだまだ先です。

 数年前に脱サラし起業しました。自分がその人との付き合いが始まったのが丁度その頃です、当初は資金繰りが思わしくなく銀行に何度も足を運んでストレスも半端なかったけど、サラリーマン時代にあった上司のプレッシャーやノルマから解放され、家族との時間を作れるようになったのが何よりも大きいと言っています。でも従業員を背負い会社を経営するプレッシャーは相当なものです、アルコール依存・ニコチン依存は更に深まっていきました。そして昨年急に倒れたそうです、幸い大した事ではなかったのですがそれを機に人間ドックに行って徹底的に検査してもらったそうです。

 結果は…詳しくは覚えてないのですが、相当引っかかった項目があったのを覚えています、奥さんも相当危機感を感じてすぐに食事のメニューが病院食のようになり、毎晩のウォーキングが課されたそうです。本人も責任感から続けているそうですがなかなか結果が出ない。

 最近、健康診断でCTを撮ったら皮下脂肪はだいぶ減りましたが、内臓脂肪が減っていないという結果が出ました。実は自分はこのおじさんとは仕事上の関係はないのですがこの半年の間相当回数一緒に飲みに行ってます、僕のような人が他に何人かいて週の半分くらいは外食だそうです。つまり奥さんがいくら考えて献立を考えても外食で全てがパーになってしまうのです。サラリーマン時代もほぼ外食だったようで…急に家での食事を変えたところで急に成果は出ないという事です。


この話、日本の財政の例え話そのものです、そうなるように少し脚色したのもありますけど…つまりメタボなおじさんがダイエットするようなのもです。ある程度社会的地位がある人間はダイエットだけには専念できず、付き合いで外食する事だって多い。お酒を飲まなきゃやってられないって思う事がある、俗人が明日から出家して世俗から隔離した仙人生活を送れるわけない…そう、時間をかけてじっくり取り組んでいかなくてはいけないのです。


ちなみにこのおじさん一緒に飲みに行くと未だに肉料理や揚げ物を注文しまっくています…家での食事は病院食みたいだ、が口癖です。食生活習慣なんてそう簡単に変えられるものじゃないのをつくづく感じさせられます[ふらふら]

 民主党マニフェストも多くが国民に直結する政策を明記していたけど予算が確保できない…期待はずれ感がどうしても漂ってますが、ばら撒き式の政策ではこんな結果になるのは必然だったのかもしれません。ただ無駄遣い体質は徹底的に直して欲しいです。



 体が若い時は代謝がよいのとある程度激しい運動に耐えられる体力もあるので脂肪はたまり難く食生活習慣に気を配らなくても見た目にはそれ程表れない、若い時のダイエットも食事制限やランニングや筋トレといった体にある程度急激な付加を掛ける方法をするのですが、それで燃焼されるのはいわゆる皮下脂肪であって、内臓脂肪は体内に少しずつ蓄積されます。 経済成長期は国債を発行して大規模な景気対策を数多く打っても経済成長に表れるので更に国債を発行して更なる景気対策を打つがその影では利子で少しずつ累積されてきます。

 年齢を重ねていくにつれて代謝は徐々に悪くなっていき、体力も落ちてくるので急激な運動をするのが困難になります、そこで皮下脂肪の蓄積で体格に目に見える変化が現れます。若い時のダイエット方法では体に大きな負荷が掛かるので持続できません。 国の体力が徐々に落ち、経済成長が鈍くなったり、マイナスに転じたりすると刺激するための景気対策を打つが成長期のような効果が得られず、経済状況と景気対策が必ずしも一致してないので赤字国債が更に増加する

内臓脂肪を落とすのは食生活の改善なのですが、それまで肉・魚・揚げ物だった人間が急に野菜中心にシフトできるわけがなく外で肉・揚げ物をついつい食べてしまう。小泉時代に赤字国債の発行を30億以下に限定しそれまでの公共事業ありきを否定した事から地方経済の衰退という弊害が発生し旧前のばら撒き型に戻ってしまった。

 最も効果的なのは、体力のあるうちから持続的な運動をする事によって筋肉をある程度つけておけば筋肉が脂肪を燃焼してくれるので皮下脂肪が溜まりにくい体質になります。
 食生活も肉・魚の高タンパクな物と野菜類のビタミンや繊維質を上バランスよく組み合わせたり回数や時間帯を守る事で内臓脂肪を蓄積し難い体質を維持する。経済はいつまでも成長しないという意識から状況に応じた景気対策を打ち出せるだけの状況を整えておけば赤字国債に頼らなくてもすむと思います。
酒・タバコの嗜好品もゼロにとはいわないまでも控える。とにかくムダを白昼にさらして体質を完全する…『事業仕分け』と言う形で税金の無駄遣いの体質を知るきっかけを作ってくれたのですから国民もきちんと見る義務があるのではないかと思います。


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